Maru-Jan近代麻雀双竜戦
「片山まさゆき」氏 対局結果レポート
理論派麻雀漫画「打姫オバカミーコ」が好評連載中の漫画家である
片山まさゆき氏が近代麻雀双竜戦に出場しました。
■■■ 2半荘の対戦でしたが、栢@開発スタッフが後ろで観戦していて ■■■ 唸った局面を振り返りました。
●死に対子の西を対子落とし 東風戦−東4局00本場(1).mhf
栢:結果カンのリーチになりましたが、あの局面で生牌の中などを残しつつ、の対子落としをした場面も痺れました。自分なら枯れているとはいえ、を安牌で残しつつ打ってしまいます。
片山まさゆき氏:自分は死に対子はほとんど残さないですね。他の形がよっぽど良い時は別ですけど、まだ他の牌も活かしつつ攻めたい場面でしたから。
●四索が枯れた、四七索でリーチ 東南戦−東2局00本場(2).mhf
栢:が枯れてが枯れているのに、が出ず対子で持たれていそうな局面で、リーチで和了でした。
片山まさゆき氏:私も途中までは、は対子以上で鳴きの入ってる他家さんに持たれているのではないかと心配していましたが、上家さんから一枚が出て誰も鳴かないし止まらないので(ここまでの時点で片山まさゆき氏には他の人の鳴きがあるときにはラグがあることは説明済み)、山にあると読みリーチしました。
●リードしている場面で、西の仕掛けから両面落とし 東南戦−南1局00本場(2).mhf
栢:を仕掛けている場面で、萬子がの形から、両面を落としていった場面も面白かったです。自分には出来ない打ち方です。
片山まさゆき氏:あれは、後で柔軟に対応できるように、また、混一への渡り(まっすぐに役を目指すのではなく、手牌状況に応じて回し打つ打ち方)も遠くに見ながらの一打でした。
●一通のカン二索でリーチ
栢:先行リーチがを切っているので、私ならダマにしてしまう局面でしたが、迷わずリーチで親満を和了でした。
片山まさゆき氏:先行リーチがある時点で、脇(リーチ者以外の人)からは筋は出ないと思ってるんですね。ですので、どうせメクりあいですから、リーチですね。が現物だとダマですけどね。
■■■ 対局後
栢:今日は親番の大事な時にパソコンのトラブルで途中電源が切れてしまい申し訳ありませんでした。
片山まさゆき氏:いやいや良いんですよ。私は良いんですけど、打ってた人に後で謝っておいてください。でも、マルジャンはかなり実際の麻雀に近くて、スッと入っていけますね。他の麻雀ゲームもやった事はあるんですけど、これだけ牌が見やすくて、実際の牌を触っているような感じがする麻雀ゲームは初めてでした。あと私の苦手なチャットが無いのも、嬉しいですね(笑)。
栢:そう言って頂けると、開発者として非常に嬉しいです。本日はお忙しい中ありがとうございました。
片山まさゆき氏:ありがとうございました。
2005/02/11
祝日 片山まさゆき氏のスタジオにて。
■■■ 全局牌譜
全局の牌譜をダウンロードする
(片山まさゆき氏以外の対局者のIDはフィルタをかけてあります。)
ダウンロードしたexeをダブルクリックしてください。
自動的にMy Mahjongフォルダの牌譜フォルダに
片山まさゆき氏の牌譜が生成されます。
※東南戦の東3局のみ、文中のパソコントラブルがあり牌譜がありません。
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